2020-11-24 第203回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
大変財政赤字が拡大しているというふうに言われておりますが、政府におかれましては、コロナ禍における対策、積極的に財政出動を行っていただいておりますことに感謝を申し上げたいと思います。これによって、基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスが悪化しているということを懸念される方もいらっしゃいます。他方で、全くこの指標は気にしなくてもいいという方もいらっしゃいます。
大変財政赤字が拡大しているというふうに言われておりますが、政府におかれましては、コロナ禍における対策、積極的に財政出動を行っていただいておりますことに感謝を申し上げたいと思います。これによって、基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスが悪化しているということを懸念される方もいらっしゃいます。他方で、全くこの指標は気にしなくてもいいという方もいらっしゃいます。
高等教育についてもスカラシップ等の制度がアメリカでは八割方充実されているというような状況も聞いているわけで、大変財政赤字で悩んでいる国にもかかわらず、実態の中では教育についてそういう投資が行われているわけであります。当然のことながら、日本の場合、今一人っ子とか二人とか非常に少ない数の子供たちですから、政府も財政的に手塩にかけていくという姿勢が必要だろうというふうに思います。
それから、アメリカの経済が大変財政赤字、貿易赤字が増大してきておりまして、景気の先行きに対する不安も出てきておる。そういうようなことから、議会では大変保護貿易主義的な空気が強くなってきております。
現地でいろいろ聞いたのだけれど、中国政府も大変財政赤字で困っているんだということをしきりに言っておりました。言っていた後で先方の人が、これは中国人では必ずしもありませんが言っておりましたのは、実は中央政府にはお金はないんだけれど地方には案外あるんです、税金を送ってこなくなったんですと。送ってこないところは旧満州、東三省ですね、あの地域と広州、広東、あれが一番目立つんです。
この春、先ほど申し上げました短期の問題で、大変財政赤字で自治省も苦労されましたし、各市町村共済もずいぶん苦労されたわけでありますけれども、一体全体、四十九年ぐらいまでは黒字でまいりましたのが急激に赤字、財政破綻というような状態になった原因は何でしょうか、ずばりお答えいただきたいと思うのです。
その一方で、大変財政赤字がもう現実のものになりつつある年金制度がある。いろいろな検討を加えなければいけないわけです。大臣としては、わが国の年金制度はかくあるべしというビジョンがあったら、この際お伺いをしておきたい。特に意見書がどういうことで出てくるか。